スノボ初心者が知っておきたい、安全なリフトの乗り方と楽しみ方とは
ゲレンデで乗るリフトは、初めてという方は「乗り降りが難しそうだな」、「怖いな」という印象を持つ方が多いのではないでしょうか。特にスノボの場合は片足がボードでふさがっているので立ち方に気を付けないと尻もちをついてしまい危険です。安全なリフトの乗り方を学び、楽しむ余裕を身につけてスノボツアーを楽しみましょう。
上手な乗り方
安全なリフトの乗り方があるのをご存知ですか。初めて乗るリフトに不安を感じるかもしれませんが、決して難しい事ではないので安心してください。事前に安全な乗り方についてチェックしましょう。
まず、コースに移動する前に、まずはリフト下や初心者エリアで滑る練習をします。
ある程度滑って身体が慣れて来たら、リフトに乗りゲレンデに移動しましょう。
安全なリフトの乗り方ですが、自信がない場合はスノボを外した状態で乗ることをお勧めします。その上で、
1.自分の乗る順番になったらリフトの搬機がやって来る前に乗車位置まで進む
2.スノーボードを真っ直ぐに持つ
3.右手でリフトを押さえて座りやすいように調整する
4.乗車する
という流れです。
怖いと感じるかもしれませんが、思い切って乗ってみましょう。
リフトを降りる時のイメージ
リフトに乗る時はセーフティバーを必ず下げるようにしましょう。そして降り場が近づいてきたら上げる準備をします。足に板がついている場合は、降り場に着いたらバーを上げてボードを片足のみで滑って降りなければなりません。ここが多くの初心者の方が恐怖や不安を感じる瞬間です。
ポイントは、降りる時は前に向かってソファーから立ち上がるようなイメージを持つことです。斜面に沿ってボードは進んでいくので降車場まで到着したら力まずに、スッと立ち上がってください。
降りた時にどうやって滑り出せばいいのか
スノーボードを付けずにリフトに乗れるスキー場もありますが、基本的に乗り降りは「ワンフット」つまり後ろ足のバインディングを外した状態で行う事になります。
降車場所に近づいたら、「ノーズの進行方向」「後ろ足の位置」を意識しましょう。
降りる時にボードが引っかからないように、ノーズを上向きにするのもポイントです。降りる時は両手を座面について身体を持ちあげながら、板をまっすぐ向けて後ろ足に体重を乗せ、焦らずゆっくりと降りてください。
この時後ろ足で立とうとすると、バランスを崩してしまいますので、重心は下げて板に乗るようにしましょう。スタッフがシフトを停止するか、速度を弱めるなどの対応をするので、万が一転んでしまっても慌てることはありません。慌ててしまい、思わぬ事故にならないように気をつけましょう。
大切なのはリフトの乗り降りを繰り返すこと
リフトの乗り降りは初心者の方には緊張する場面ではありますが、上記で説明したことを念頭に置き、まずはチャレンジしてみることが大切です。また、実際リフトに乗ったことがある方からは、降りる方が難しいという意見が多くあります。しかし、コツをつかむためにはたくさん乗降することが大切です。
焦らず慌てず、スタッフの指示に従いましょう。乗る前にスタッフに初心者であることを伝えれば、手伝ってくれたり速度を減速させたりしてくれます。他には、スノボ経験が豊富な方と一緒に乗ることも上達への早道です。
基本姿勢を覚えればリフトも怖くない!
乗車時の基本は後ろ足のビンディングを外した「ワンフット」の状態を保ちましょう。
降りる時は体を持ち上げながら、板をまっすぐ向け、後ろ足を乗せて、焦らずゆっくりと降ります。
これを意識すればスッと立ち上がることができるので、まずはリフトの乗り降りの練習から始めてもよいでしょう。
タイミングやコツをつかんでゲレンデを楽しんでください。スキーツアーによっては、初心者を対象としたスクールを開催もしています。スクールに参加することで短時間でマスターも可能です。是非検討してください。
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