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自分でスキーチューンナップする際に注意したいこと
スキーの必需品、スキー板のメンテナンスはきちんと行っていますか。チューンナップをすることで、雪面をスムーズに滑走することができます。よりスキーを楽しむために、お手入れは欠かさずに行いましょう。
チューンナップする前に確認すること
板を長持ちさせるため、良い状態をキープするためにはチューンナップが必要になります。
ここではチューンナップをする前に確認することを2つご説明します。
1、エッジの壊れ
エッジが壊れているかどうかをチェックします。万が一壊れている場合は、自分で直さず専門店に修理を依頼することをおすすめします。
2、滑走面のキズ
滑走面は、スキーの性能に大きく関係します。そのため大きなキズがついている場合は修理がおすすめです。
上記はチューンナップ前に確認する事項として覚えておきましょう。
チューンアップは夏にする
スキーのメンテナンスは夏が最適であることはご存知でしょうか。スキーは基本的に冬に使使用するものですが、だからと言ってオフシーズンはしまったままはおすすめできません。冬はメンテナンスせず滑ることに集中したいという方は特に、夏のうちにワックスを塗っておきましょう。
新品のスキーを購入した場合でも、チューンナップがおすすめ
新品のスキーはチューンナップの必要がないと考える方は多いようです。しかし、買ったばかりのスキー板の表面は、少し毛羽立っているのをご存知でしょうか。
そのケバ立ちもチューンをすることでなくなり、スキー板の滑りがよくなります。
実際、初心者はほとんど支障なく滑りがよくないと感じることはほとんどありません。
しかしある程度経験がある中級者以上の方は、毛羽立ちがある板では滑りがイマイチと感じること方が多いようです。
最高の状態で滑るために、中級者、上級者はチューンナップをしましょう。
どうしても自分でチューンナップするのが不安という方は、ショップに依頼する方法もあります。すべて手作業で行う場合と、機械を使う場合など店舗によって異なるので、費用と合わせて検討しましょう。
簡易ワックスで手軽にチューンナップする
スキー板のお手入れは、ホットワックスでワックスがけをするとより滑走性を高められます。またワックスは滑走面の酸化防止にもなり有効です。しかしホットワックスをするとなると、ワックスを溶かす専用アイロンなどの機材が必要になります。これらをすべて用意するのが困難なのであれば、手軽な簡易ワックスでお手入れする方法もあります。
簡易ワックスを使う際も、滑走面は必ずリムバーを使って汚れを落としてください。リムーバーを使わずにワックスを塗ると、汚れの上にコーディングすることになります。
汚れと落としたら、簡易ワックスを使ってコーディングします。付属のスポンジなどで均一に塗りましょう。
もしもう一手間かけるのであれば、ナイロンブラシで余分なワックスを取り除きましょう。
この方法なら、初心者でも手軽に自分でチューンナップが可能です。是非お試しください。
冬にスキーを満喫するために大切なこと
冬を思いっきり楽しむには実は夏場のお手入れが重要です。
面倒くさいという方も、「ベースワックス&クリーナー」等を使って、ソール面とエッジの保護をしておきましょう。
そして、新品のスキー板にもメンテナンスを施しておけば間違いありません。オフシーズンをうまく使って板を最適な状態にしておきましょう。